起床後、外の様子を確認し、気温をみるのが、日課となったキャンプ4日目。
今日の気温は、マイナス9℃でした。
大きな変化は、強い風がおさまったことでした。体に感じる寒さが全く違う
朝となりました。
昨日までの厳しい寒さの中でのスキー講習から、昨晩は8時半にはほとんどの
グループが就寝していました。疲れも感じていたと思いますが、子どもたちは
朝から元気で、「リーダー!早く滑りに行こう!」という声があちらこちらで
聞こえていました。
最終日の今日は、ワッペンテストを実施しました。爆弾低気圧の到来という、
厳しい天候から、これまで充分な練習が出来たとは言えませんでしたが、最終日と
なった今日一日も子どもたちは、朝から元気に、そして真剣にスキーに取り組んで
いました。
時折晴れ間も見せる下で、上質のパウダースノーのゲレンデをたくさん滑る
ことができました。ワッペンテストは、緊張しているお友達もいましたが、
この3日間でできたことを子どもたちは見せてくれました。
全てのスキー講習を終えてホテルに帰る道で、
「リーダー、もう帰るん?もうちょっとスキーできひんの?」という声を
多く聞きました。もしかすると、ようやく調子がでてきたころかも知れません。
夜の閉校式で、スキーグループでの振り返りを行いました。
みんな「まだスキーをしたい!」という気持ちを持ちながらも、
キャンプでのスキーが終わったことへの安堵感が、それぞれの表情から
感じられました。
今回のキャンプで子どもたちがチャレンジした自然は人の力では、どうにも
できない、とんでもなく大きいもので、それに対して、前向きに、そして明るく
適応してくれたと感じています。
どうか、そこからの学びをこれからの糧として、いろんな場にあっても生かして
欲しいと願います。
最後まで、「笑うこと」を忘れず、明日朝、みんなで帰路につきます。
信州志賀高原チャレンジスキーキャンプ
キャンプディレクター 坂本 孝司
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