2023年8月6日日曜日

六甲 山のキャンプの朝

六甲山のキャンプ二日目の朝

高原の朝は涼しいです。
ひんやりとした空気の中、子どもたちは5時ごろから目を冷まして、なにやらたくさん喋っています。

朝の、焚き火を囲んだ礼拝では、子どもたちと「生(Living )」についての重要な話をしました。

心細い、怖い、暗い夜がやってきたと思ったら、朝に鳥が泣いて光が差してくる。懐中電灯の光は、強く輝いていて心強い。一人で森の中にいたと思うとゾッとする。人の温もりを感じる。いったいなんで、こんな美しい世界が存在するんだろうか?

一緒にお祈りをしました。お祈りは、超越的な存在に向けた言葉にならない言葉を紡いだ語りです。この森の中で過ごす中で、「畏敬の念」が確かに子どもたちの心に灯ったようです。

今はテントをたたんだり、寝袋を干したり、休憩をしたり、小さな小川に遊びに行ったり、それぞれキャンプを過ごしています。






2023年8月5日土曜日

サマーキャンプへようこそ!!六甲山のキャンプ2023

ようこそサマーキャンプへ!

Campは「同じ志の者が集まるところ」。
その中でもサマーキャンプは楽しさに満ちています。

夏休みと聞けば、なんでもできそうな気がする夏。
みんなようこそサマーキャンプへ!

さて、今年から六甲山のキャンプは、テント泊・自炊となりました。
朝からせこせこと、活動の拠点となるタープ(天幕)、そして生活の拠点となるテントを設営しながら、キャンパーを迎えました。

約50名のキャンパーがいろいろな顔をしながら、続々と集まってきました。
ようこそキャンプへ!
それぞの思いが、期待や不安を経て、意志へと変わっていきます。

さあ、まずここで生活をしてみよう。
食べること、過ごすこと、寝ること。それをしっかりやって、遊ぼう。

夕食を食べながら、こんな話をしました。

「さて、これから夜になるよ。夜になるってどんなことだろう?
夜は、暗くなるってことだよ。だから活動は極力しない。なぜなら僕たちは夜に動くことに慣れていないからだ。
例えば夜に怪我をするかもしれないってことと、明日の朝に怪我をするかもしれないってこと。どちらも怪我についてのことだけれど、より危ないのはどちらだろう?
そう!夜だね。なぜかわかるかな。もし夜に何かあったら、そこから夜を越さなければならないからだ。朝方だったら、それから間も無く日が昇ってくるから、何かあっても夜とは違う。
大事なことは同じ「危ない」や「気をつける」でも、その時々によって全然違うってことなんだ。」

子どもたちから質問が出ます。

「クマが出たらどうするの!」

山歩きの時にどうやってクマを気をつけるのかを話しました。
ワクワクする話。楽しい話は尽きることがない。