信州志賀高原小学生スキーキャンプも最終日を迎えました。
最終日は、スキーキャンプの大きな目的のひとつでもあるワッペンテストを行います。朝、子どもたちの表情は少し緊張した面持ちでした。
自分たちの部屋の片づけを行い、朝ご飯を食べた後は、すぐにゲレンデへと出発!
インストラクションが始まるまで、前日の夜に教えてもらったテストのポイント、そして自分が目標としているところを仲間と話しながら再確認していました。
テストが始まるとここまで共に頑張ってきたなかまと「がんばれ~!」とお互いに励ましあいう姿が見られました。
うまくいかないこともあったかもしれません、それでも子どもたちは
最後までよく頑張りました。
終わったあとには早くも「次は○○のワッペンまでいけるように頑張る」と次の目標をきめているキャンパーもいました。
テスト後はみんなで山頂へ!標高2307mの雄大な自然に圧倒されながら思い思いの時間を過ごしました。
そして夜は、閉講式そして6年生の卒業式を行いました。「キャンプで誰かのために頑張る、力になることができた、それがうれしかった」「仲間がとてもやさしいからキャンプも楽しくなった」「仲間とのスキーが楽しくなり次のキャンプも行きたいと思った」と4月から中学生になる3人から後輩キャンパーたちへの言葉は、そこには自分だけでなく、周りの人たちとのつながりがあるから力となるという想いがあり、重みのあるものでした。
次は中高生スキーキャンプで会おう!!
そしてキャンパーだけでなく、卒業するリーダーもいます。このキャンプにも熱い想いをもって臨んでいました。そのリーダーが最後に話した中にこんな言葉がありました。「大切な時間、楽しい時間はいつまでも続かないんだ」この言葉をきいてキャンパーやリーダーたちはどう感じたのでしょうか。すくなくともそのまなざしはまっすぐリーダーへ向けられ何かを感じ受け取ったようでした。当たり前の生活もいつ終わりがくるかわからない。だから今、この時を大切に生きていこうとこのキャンプで体験できたそんな時間でした。
キャンパーとリーダーたち、スキーキャンプを通してそれぞれが自分のできることを責任もって果たし、様々なチャレンジをしました。時には仲間と喧嘩、時にはスキーがうまく滑れないなど、上手くいかない事があってもお互いに支えあいながら歩みを止めず進んでいくそんなキャンプとなりました。
ディレクター:増田 史弥