春の中高生スキーキャンプは3日目の晩です。
今回は、バックカントリースキーキャンプに続けて参加するキャンパーとスタッフがいるため、事実上今晩が全員で過ごす最後の夜でした。
一緒に企画して過ごした夜の時間に、今日までのスキーキャンプの良き体験が詰まっているようでした。
キャンプ初日は雨の中を移動しました。
志賀高原は遠いです。6時間かけて到着しました。ゲレンデの中腹に位置するホテルラフォーレ志賀の堂々とした風格が、私たちを迎えてくれました。
スキー初日。前日の雨の影響を受けたゲレンデは、ザラザラの雪でした。滑りにくさを感じながらも、スキーにワクワクしながら滑っている様子でした。
スキー二日目は、朝から霧が立ち込めるゲレンデで、明日に控えたワッペンテストへの緊張を抱きながら、一生懸命スキーを滑っていました。
スキー初心者もぐんぐん成長しています。
明日はワッペンテストです。実存をスキーにぶつけて欲しいと思います。
今日の礼拝では、言葉の前に何があったのかについて考えました。
スキー中に体験していることを伝えるのは本当に難しいです。
スキーは内部体験だからです。滑っている感覚、スピード感覚、没入している感覚。それらはどれも本来、言葉にできないものです。
私たちは言葉の外で生きてきた。だからスキーの良さを感じるのかもしれません。
スキー宿で過ごす時間は憩いの時間です。
中高生スキーキャンプという憩いの場が、いつまでも続いて欲しい。
仲良くワイワイやっているキャンパーたちを見ると、ふとそう思います。
プログラムディレクター
阪田晃一
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