おりゅう柳の伝説
大きな柳の木の下で、おりゅうという若い娘が侍に出会い、恋をします。ある時、京都の三十三間堂を建てるために、大きな柳の木を切り出すことになりました。
しかし何度切り出そうと試みても巨木は倒れず、夜には木屑が舞い戻って切り口を塞いでしまうのでした。
木屑を燃やしながらやっとの思いで大木を切り出すと、今度は運び出せません。
全く木が動かないのです。
やがておりゅうが木遣り(木を引き出すために音頭をとること)をすると、静かに動きだします。若い侍は柳の精なのでした。
養父市まちの文化財HPはこちら(出典)
この自然と人間の繋がり、そして人間が自然から恩恵を受けているという事実を、
この伝承を通して感じるのでした。
客席 |
「おりゅう柳の伝説一場面;左から爺や、婆や、おりゅう、柳の木」 |
時々訪れる笑いの場面ではじける客席 |
最後は拍手喝采でした! |
人と自然は、きっても切り離せないものです。
「全く手つかずの自然」以外にも、こうして、人との付き合いが深い自然もある。
今日、少ない少ないちょっとの雪を楽しみながら、そんな気持ちになりました。
伝承のように自然に親しみながら、キャンプを楽しみたいと思います。
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