昨日の夜から雪が降り、昨日とは別世界が広がっています。冬に戻ったようなツーンとした寒い空気を肌に感じながら午前のスキー、ワッペンテストが始まりました!
今までたくさん滑ったことを思い出しながら、テストをしました!
午後は少し晴れ、山頂に行ったグループや少し斜面が急なところへチャレンジするグループもありました!
みんなの挑戦はずっと続きます!
夜には閉校式を行いました。
各グループでスキーを通して感じたことを話しました。
その後、それぞれのグループから1人ずつみんなに思ったことを話しました。
「スキー初めてやったけど、たくさん滑って楽しかった。リフトでうまく降りれなかったとき知らない人が助けてくれて嬉しかった。」
初めてスキーをして、小学1年生の子が感じた嬉しかったことです。
「冬のスキーの時は早く滑れなかったけど、たくさん滑ることができた」
冬のスキーキャンプで、この子は斜面をすごく怖がっていました。
「自分で滑る?それとも手伝おうか?」と、不安そうな顔を見て、声をかけると、
「自分で滑る。」と、たった一言を言い、見事に最後まで滑り切りました。
自分で決めて、最後までやり切る姿に心を打たれました。その子が今回自由にゲレンデを滑る姿には心の強さを感じました。
「自分のことをちゃんとできないと、誰かを助けることができないから、ちゃんとまず自分のことを頑張った。それが、ちょっとできたと思う。」
少し緊張し言葉を探しながら、話していました。こうありたいと強く思う気持ちを聞いているみんなは受け止めていました。
「あのな、はじめはA線(急斜面)で滑るんが、怖かっんやけど、阪田さんたちがいたから、安心して滑れた。ほかにもみんな優しかったから優しい3日間でした!」
いろんな優しさに包まれた時間だったことが伝わってきました。
一人一人のことを書くとキリがないほど、スキーを通して、人と一緒に生活することを通して、子どもたちはそれぞれにいろんな体験をしました。
そこには喧嘩して怒ったり、悔しくて泣いたり、思いっきりはしゃいだり、緊張したり、笑ったり、いろんな心の動きを感じました。
言葉でなかなか子どもたちは言い表すのが難しいかもしれません。
でも、確かにこのキャンプの中でたくさんのものを受け取り、たくさんのものを渡してきました。
この体験がどんな場所にいても、繋がっていくことを願っております。
今はバスの中で眠りについています。
最後まで仲間との時間を大切に過ごしていきたいと思います!