2025年1月6日月曜日

(掲示板復旧)神鍋ウィンターキャンプ解散連絡

 先ほど、予定通り神鍋高原やぶやさんを出発しました。

連絡掲示板(以下)が復旧しましたので、今後の解散連絡は掲示板にて行います。

15分以上遅れる場合は掲示板にてお知らせいたします。


YMCA案内用掲示板 http://www.kobeymca.org/i/camping/にアクセス →「お知らせ」をクリック



神鍋ウィンターキャンプ 解散連絡 ※掲示板ではなくこちらに更新します。

 神鍋ウィンターキャンプにご参加の皆さま、今日は朝から雨です。少しだけ雪遊びをして、あとは宿の中で過ごします。皆元気です。

さて、解散連絡を通常「掲示板」で行うことになっていますが、現在サーバーが落ちており、掲示板が起動しませんので、こちらのblogで解散連絡をいたします。

お昼過ぎにこちらを出発します。
ブログにて帰路の状況をご確認ください。

キャンプディレクター 阪田晃一

2025年1月5日日曜日

「人間と聖なるもの」よく遊び、よく食べ、よく眠る!神鍋ウィンターキャンプ2日目


文字通りみんな本当によく遊び、よく食べ、よく眠ります。

よく食べる!

初日の夕食は、おかわりのご飯もすべて食べ切ってしまいました。今日のお昼はカレーでしたが、食べる勢いもよく、とても気持ちの良い食べっぷり。なんでそんなに食べるのでしょうか。


キャンプの雰囲気がいいから気分良く食べる。だからたくさん食べるというのも、そうなのですが、一番の理由は「子どもにとって不足なし」の遊びを楽しんでいるからです。 遊んだら腹が減る。だからよく食べる。

よく遊ぶ!



写真は、特製ソリによるそり遊びの風景。遊びといっても、特製ソリは身体をうまく使わないと乗れない、スピードも出ない、コントロールもできない代物。その代わりそれができるようになれば変幻自在。プラスチックのソリではとても危なくて遊べない場所、スピードで遊ぶこ
とができるようになります。





まずソリコースを作るところから始まります。何度も何度も滑ってコースを均していきます。うまい「選手」から順に滑ってコースを作ります。やがて小さなジャンプ台を含むコースが完成しました。そしてコースを壊さないように遊びます。基本姿勢のスケルトンタイプ、赤ちゃんのように上を向いて滑る赤ちゃん滑り、お昼寝の体勢で滑る昼寝滑り、何人も身体を繋いで滑る連結滑りと、遊びはどんどん極まっていきます。

動画で迫力の滑りをご覧ください。





人間の遊びを研究したホイジンガは、私たちのことを「遊ぶ人(ホモルーデンス)」と名付けました。遊びからすべての秩序や生きる力を得ると言います。ホイジンガの理論を発展させたカイヨワは、遊びを「聖なるもの」と名付けました。

人間社会で暮らす我々は、とても感動するような出来事から力をもらい(つまり聖なるものから力をもらい)、社会を回すための営みにその力を使うことで生きています。だから力が枯れてしまうと、社会でもうまく生きていくことができなくなります。

そしてカイヨワは遊びとは、「力を充填しながら使う時空間=聖なるもの」だとします。まさに子どもたちの遊びは、カイヨワが言うように力に満ちています。だからキャンプでの遊びは、力を充填しながら使う、聖なるものでなければならないのです。

聖なる時空間で遊ぶ子どもたちは絶対に疲れません。これは経験からも言えることです。小学校高学年になって、知性的にこの世界を判断するような発達段階になって初めて「疲れた」と言う子どもが現れます(それまではただの真似事として「疲れた」と甘える子供はいます)。

疲れない子どもたちは、さあ寝るぞとなった途端にバタンキュー。ぐっすりと眠ります。神鍋ウィンターキャンプが子どもたちに大人気の理由は、きっとここにあるのだと、元気にご飯を食べ、元気に遊び、ぐっすりと寝る子どもたちを見ながら考えました。

先ほどお餅つきを終え、夜はすき焼きです。お餅つきも大盛り上がり。きっと夕食も大盛り上がりとなることでしょう。




ちなみにお餅つきも元々は祭事で、「ハレの日」に行われました。だから今も正月に行われます。ハレは「ケ=日常」に対して、力を充填する非日常の意。「ケ」が枯れることを「穢れ(気が枯れる)」と言い、古来から人は「ハレとケ」を往還することで「力を充填しながら使って」いました。だから生きるとはまさにホイジンガとカイヨワが言う「遊び」なのです。

キャンプディレクター 阪田晃一

2025年1月4日土曜日

 


直前まで雪がなく、ドキドキしながら山を上がってきました。

やぶやさんの周りは雪がある!

いつもの野山も雪遊びができそうです♪


やぶやさん着

元気にお昼ご飯を食べてます!