2024年12月29日日曜日

2024年度信州志賀高原冬のスキーキャンプ4日目



 


スキーキャンプ4日目!

今日の午前はほんの少し晴れ間が見られました!

「えー!景色綺麗!」「すごー!!!」と青い空と山々の景色に大喜び!




そして、今日はワッペンテストがありました!

自分の今の実力を精一杯出して滑ります。

真剣な表情で滑る子どもたちでした!




ワッペンテストの後は阪田リーダーにスピードを出して滑ること、足をピタッとそろえて滑ることをそれぞれのレベルごとに教えてもらいました。

子どもたちは阪田リーダーの一言一言をしっかり聞き、とにかくやってみます。

なんでも挑戦しようとする真っ直ぐな心をいつまでも忘れないでいてほしいと思います。


午後は厳しい寒さの中、それぞれのグループのペースで滑りました。

「あー!まだ滑りたいなー!」と、まだまだ名残惜しいけれど、スキーの時間を無事終えました!


夜は閉校式です。

それぞれのグループにわかれてスキーを振り返り、全体で共有しました。


「初めは怖かったけど、楽しく滑れるようになって嬉しかった。」

「頑張ればできるようになるんだなと思った。」

「ちゃんとすることを、頑張ろうと思った。」

ある1人の子は立ち上がり、ポロポロ涙を流していました。

何かを心の中に思い、話そうとしている様子がわかります。

みんなもじっと待ちます。

言葉には表しませんでしたが、スキーを通していろんなことを感じたのだと、他の子どもたちはその子の存在そのものから言葉以上のものを受け取っていました。


スキーを通して感じたこと。それはスキーを上手くなること以上に大事なことがたくさんありました。

子どもたちのこの体験、記憶が日々の生活につながっていくことを願っております。



さて、先程現地を出発しております。

しっかり休んで明日を迎えます。


帰るまでがキャンプです!

解散場所でまた一つ大きくなった子どもたちをお待ちください。


子どもたち!また春も、みんなに会えることを楽しみにしているよ!


中高生スキーキャンプ 極寒の横手山でのスキー!

極寒の横手山。標高2000mを超える山特有の寒さの中、三日間滑りました。

晴れたのは、今朝のいっときだけ。
朝イチのバーンはとても美しく、自然に魅せられながら滑りました。

しかしその後、あっという間に空は白くなり、昼過ぎには雪が深々と降り注ぐようになりました。

とにかく寒かった。それが一番の感想かもしれません。
そんな中でよく頑張りました。

初心者のキャンパーは、まったく危なげなくゲレンデを滑れるようになりました。
中級者は全員レベルを上げ、体の捻りを使った滑りに入っています。
上級者はワッペンテストに精一杯取り組み、結果を待ち望んでいます。

雪は引き続き降り続いています。
これからお風呂と夕食を済ませて下山しますが、またまだ気が抜けません。
雪が落ち着くところまで気を引き締めて、神戸を目指します。








2024年度信州志賀高原冬のスキーキャンプ2日目、3日目

 












2日目、3日目はマイナス10℃前後と気温が低くはありますが、雪が降り、ふかふかのゲレンデを子どもたちは元気よく滑りました!


初めてスキーをする、少しだけスキーをしたことがある子たちはまず、板とストックを自分の身体のように扱えるように全身を動かして慣らしていきます。

なかなかうまくいかないこともありますが、諦めません。

ちょっとこけても立ち上がって、どんどん前に進んでいきます。

少しずつスピードを出して進めるようになりました!

何度もスキーキャンプに来たことある子たちは、足慣らしをして、長い距離を勢いよく安全にすべる練習です。

少し急な斜面も自分のペースでしっかり滑っていきます。

「もっとスピード出して滑りたい!」

「まだまだ滑りたい!」

「どうやったらもっとうまくなれる?」

と、もっともっとうまくなるために心も体も前のめりの様子でした!

3日目の夜、今日のスキーの振り返りと明日のワッペンテストに向けて話がありました。

スキーにはゲレンデを滑るスキー、森の中を駆け抜けていくバックカントリースキー、オリンピック競技にもあるスキージャンプなど、いろんなスキーがあります。

その中で私たちはゲレンデでスキーをしています。


ゲレンデの中でどのように滑ることができるのか。その基準としてYMCAでは、ワッペンテストを定めています。


子どもたちは、自分はどこまで滑ることができるのだろうかと考えながら話に耳を傾けていました。

そして、明日のワッペンテストに向けて少しの緊張と「がんばるぞ!」という気持ちが混じり合った表情をしていました!

今頃、夢の中でもスキーをしているのかな!

明日、一人一人が今の自分の力を発揮できるようにゆっくり眠ります!



2024年12月28日土曜日

中高生スキーキャンプ 上手になるために

 ※気温がとても低く写真が思うように撮影できていません。明日天候が少し回復するようなので、明日のアップロードをお待ちください。


「スキーが上手くなりたい」


その気持ちはどこからやってきて、どこへ向かうのでしょうか。またこうも問えます。

それはどこに向かうべきなのか?

スキー初日は「とっても寒い時のスキー」でした。立って講習を聞いていると直ちに身体が冷えてしまう風雪の中では、アドバイスされた事柄を自分の中で繰り返すことで練習します。滑り方、止まる場所、休憩しなければならないタイミングを自己申告すること、などゲレンデになるべく長くいられるように工夫しなければなりませんでした。

そして本日のスキー2日目は、気温は変わらずマイナス10度 。風と雪は落ち着きました。

今回初めてスキーを履いたキャンパーは、一部急斜面もあるゲレンデを、迂回せずにおりれるようになりました。スキーは、雪の上をなるべく楽に(安全に)早く移動するための技芸(道具と技術)です。ゲレンデの特徴を覚えて攻略する。素晴らしい上達です。

経験者の中の中級者班は、ひとつひとつ技術を身につけていきました。慣れてくるとうまく(楽に)滑れるところと、どうしても崩れてしまう、無理して滑っているところがあらことに気がつきます。それはなんでなのか?疑問を持つことで、上達への道が開かれます。さっそくキャンパーから「次はあの斜面を滑りたい」と強い動機づけが示されました。その斜面は、上級者班がテストをする急斜面でした。


こうした、「こうしたい」の延長線上にある滑りや練習は、つまり強い動機づけが働いている時の体験は、必ず良い方向に進みます。なぜなら、なんでスキーが上手くなることが必要なのか?それは、この寒い寒い雪山にいるからこそ、今この時ここには、誰かが余裕を持って滑っていること。そして同時に誰かが余裕がなくて一生懸命に滑っていること。もしかしたらもっと余裕がなくて動けなくなっている人がいるのではないかということが、リアルに想像できるからなのです。

だから少しでも上手くなりたい。上手くなるということは、より余裕が生まれるということ。練習では余裕が生まれれば、より困難だと思えることに挑戦できます。そしてさらに余裕が生まれれば、困っている人を(こんな過酷な環境でも)助けることが自分にもできるのかもしれないと思えること。この予期こそ(効力予期=自己効力感)最も大切な力、内なる光なのです。


最上級班は、一人ひとり一つでも上のワッペンを目指し、練習に励んでいます。そんな中でも手助けをしたり、逆に変に手助けしないということを実践しています。ただ単にスキーが上手くなればいいと思っているキャンパーは、今回のキャンプにはいないようです。良いことだと思います。


明日はワッペンテストです。今日は早く休みます。


キャンプディレクター 阪田晃一

スキーキャンプ2日目、3日目

 中高生、小学生スキーキャンプはマイナス10度前後のとても寒い中ですが、スキーを楽しんでいます。

今朝もマイナス10℃ほどですが、昨日よりも風は止み、過ごしやすくなりそうです。

写真は以下のインスタグラムでご覧ください。とても寒く、電子機器をゲレンデで使うタイミングが限られるので、余裕が出てから写真付きブログをアップします。

https://www.instagram.com/kobeymcacampingservice?igsh=MWRyMWJxZTJlbXpqeQ%3D%3D&utm_source=qr

キャンプディレクター 阪田晃一

2024年12月26日木曜日

スキーキャンプ開校式!@一望閣・小学生

 夕飯の後はスキーキャンプ開校式です。

スキーはブーツや板、ストックという専門の道具を使うスポーツです。

まずは道具の説明やスキーの説明をしました。

道具を扱うスポーツであり、その道具を使うと厳寒の山々へも入っていくことができること。

その後、インストグループを発表し、明日から少しでも長くスキーを滑って上達できるようにいろんな確認を行いました。


明日からはいよいよゲレンデへ繰り出します!







信州志賀高原中高生&小学生スキーキャンプ

無事に各宿舎に到着し、ブーツ合わせを終えて夕食です。

皆、元気です!




※写真は一望閣 小学生

2024年8月26日月曜日

富士登山キャンプ2024 台風と天気と人と

 富士登山キャンプ2024は、島の子15周年特別企画。というわけだからではないが、まさに海から山へ。特別なキャンプがいよいよ始まった。



台風が発生して、先行きがよくわからない中でも、特に問い合わせもなく参加してくださる皆さんに励まされながら、長い道中を三島まで向かった。


三島からはYMCA東山荘のマイクロバスが迎えにきてくれて、真夏の暑い空の下を、左手に雲の中に隠れる富士山を眺めながら進み、ついに箱根山の麓に到着した。




今回の山旅を案内してくれるのは、僕はもうかれこれ30年の付き合いとなる白鳥さん。通称サルリーダーだ。大学在学中につまらなくなり、山に通うようになった。厳冬期の富士山気象観測所に物資を上げる「強力(ごうりき)」を経て、今はYMCA東山荘でたくさんの人たちを富士山に案内している。


早速こう言われた。


「台風は気まぐれです。予報の精度は年々上がっていても、富士山に行ってみると、予報とは全然違う顔を見せてくれる。だから今回も28日、29日、30日と富士山の山頂を目指して富士山に出かけましょう。ダメだなって思ったら帰ってきます。でもまた次の日、行ってみよう。それもダメだったら、また帰ってきます。でもまた行ってみよう。決して無理はしません。安全確保は最大限行います。でもどんな天気もいい天気。富士山に出かけましょう」





ということで、28日の登山出発に向けて、今日はゆっくりと過ごしました。みんな気のいいキャンパーたちで、淡々と、でも笑い合いながら、原生自然に向き合っています。頼もしい案内人に身を委ねながら、夏の富士山に向かいます。ちなみに僕らは「登山隊」と呼ばれています。




プログラムディレクター 阪田晃一

2024年3月30日土曜日

スキーが中心となったキャンプ、最高や~!!(4日目中高生)

 朝起きて、窓から外をみると雨がかなりふっている状況でした・・・。

でも「はぁ~」とため息をつく暇などありません!天候が回復する予報でしたのでそれを信じ今できることをやる!!

インストラクションのグループに分かれた後は、雨が止むまでどう過ごすかを自分たちで考えます。でもみんな自然とスキーの話に・・・。ワッペンテスト当日なので、改めて、
テストのポイントはどこなのか、今自分の滑りはどうなっているのかをしっかりと見つめなおし、インストラクターの話を食い入るように聞いていました。

そこは流石の中高生、自分たちで天気の情報を調べ・・・「このくらいの時間ならいけるだろう、じゃぁ、ここまでにこれやっとこ」とその日のタイムスケジュールまで立てていました。

願いが通じた、12時頃・・・「よし!!いくぞ!!」雨はあがり、いざゲレンデへと出ていきます!

時間は限られているけど、今できることを精一杯やる!みんなもうわかっていました。

各々が持てる力をだしたワッペンテスト!その覚悟があったからこそやりきったという顔が見られました。


すべてのインストラクションが終了し、閉講式へ

ただスキーがうまいだけでは、だめなんだ。しっかりと自分のやるべきことをやり、ほかの人のために何かができる余裕をもって、またスキーにきてください・・・。
キャンパーの目はとても真剣でした。

また1ページ、スキーキャンプの歴史が刻まれ、次へと進んでいきます。
閉講式が終わるころには、朝の天気は嘘のように青空に・・・みんなの頑張りを
称えているかのようでした。

ただこれでは終わりませんでした。

次のキャンプに進む仲間たちの準備を自ら進んで手伝うキャンパーたち。
だれかにやらされる、いわれてからやるのではなく、自らがやるんだこのキャンプでより
強くなったように感じます!
「また一緒にすべろ~な!!」

キャンパーたちはスキーを通して、技術だけでなく、心も体も一回り大きくなった今回のスキーキャンプでした。

また年末に来ます!!志賀高原横手山!!


2024年3月28日木曜日

もっともっと滑りたい♪(3日目小学生)

 キャンプ3日目。朝から廊下を歩く足音が弾んでいます。

朝ごはんも元気いっぱいでたくさん食べ、準備もすぐに済ませてゲレンデへ出発。

昨日よりも早いスタート。

ゲレンデは曇り。夜にしっかりと冷えて雪は締まっています。

グループごとにインストラクションが始まりました。

たくさん滑ることが上達への近道です。

転けたらすぐに立つ!

いろんな斜面を颯爽と滑る子どもたち

通りすぎる時にはお互いに声をかけたり、手を降ったりと余裕もありそうです。

滑走距離は各グループともに15〜17kmほど

初心者もたくさん滑りました。

夕方には身体は疲れていましたが、やり切った笑顔で宿に帰っていきました。

夜は明日のワッペンテストに向けてリーダーからの話を聞いたり、インストラクションのグループで技術面の質疑応答や確認をしました。

夜は布団に入るとスヤスヤとすぐに寝息を立てて眠っていました。













誰よりも多く滑る!それこそが上達するための近道だ!!(中高生)

 スキーキャンプも3日目を迎えました。

昨日(3/27)は、自然の驚異を感じました。天候の兼ね合いもあり、ラフォーレの電波状況が思わしくなく、ブログがあげれない状況でした。申し訳ありません。


さて、キャンプ2日目はスキーのインストラクション開始です。

午前、午後共にどのグループも滑走距離約1.5Kmのコースを10本以上滑りました。
雄大な志賀高原の大自然に触れながら、仲間と共に切磋琢磨します。

3日目に至っては、全グループ15本以上(総滑走距離約23Kmをこえる・・・)も滑りました。


今年度は冬よりも雪が多く、(冬の雪の無さが異常でした)気温は滑っていると少し汗ばむくらいで、春の温かさを感じれるの環境でした。

これ以上に滑りやすい環境はなかなか出会えません。このことも滑走距離が延びている要因の一つです。


この恵まれた環境の中、キャンパーたちも1本1本にもてる力をしっかり出し、楽しみながらたくさん滑ることができました。

午後のインストラクションが終わるとそれぞれ自主練をしたい人は、もう少し滑ります。自分の体と相談しながらですが、滑った分だけ・・・・と皆はわかっているようです。

さぁ、ここからは自主練!もう一本行こうか・・・。

明日はこのキャンプ最後のスキーとなります。早いもんだ・・・。ワッペンテストも含め、最後の最後までスキーを楽しもう!!


2024年3月27日水曜日

ふわふわ雪道を越えてスキー場へ(小学生)

 外に出ると車の上には20cmほどの雪の帽子。

圧雪された道路は歩きやすいですが、裏道はフカフカの雪でズボズボと足が入っていきます。

ちょうど良い準備体操にもなり身体も温まりました。

昨夜降り積もった雪も圧雪され、冷えた空気の中でしっかりと締まっています。

スキーインストラクション1日目の始まりです。

生まれて初めてスキーを履いた3人は平地に近い緩斜面で滑走感覚を掴むと第一リフトに乗って1.4kmのゲレンデをリーダーと一緒に滑り降りました。

滑っているとリフトの上から「がんばれ〜!」「すごーい!」と声が届いてきました。

午後は第二リフトに乗ってさらに上のゲレンデへ。

何度も転けては立ち上がり、それでもスキーを上手くなりたい。

その心で頑張って滑っていました。

経験者はリフトに乗って”どんどん”

いや

”ガンガン”滑りました。

午後は最高の青空!

長い距離をより早く、たくさん滑ることを目標にしています。

滑走感覚を養いながら身体の使い方を身につけることが今後のスキーに繋がるからです。

午前も午後もしっかり滑りお昼ご飯も夕飯もたくさん食べました。


夕方、”もりもっさん”がお宿に来て、お話をしてくれました。

ただスキーが上手い人になるんじゃなくて

スキーができる”いいやつ”になって欲しい

転けて困っている人がいたら助けてあげれるような人に。


そしてスキー上達のためのコツを聞いたり

やってみたり。

スキーの質問コーナーも。


明日からのスキーに向けてやる気まんまんの子どもたちでした。

今夜は20時就寝予定。

ぐっすり寝て明日のスキーに備えます。